資産運用の方法について。②
かめさんです。今回は「資産運用の方法について。②」ということで、
次のステップ「資産運用に回すと決めた財産をいつまで運用するか」ということについてお話をして行きたいと思います。
注:毎月いくらかを投資に回す積み立て投資をここでは取り上げています。
資産運用において「いつまで」「何の目的で」資産運用をするのかはあらかじめ決めておくことが重要です。
何事もそうだと思うのですが、人間は目標がないと頑張ることができない生き物です。
資産運用においても自分自身で目的と目標を持って、すすめていきましょう。
どうやってきめるのかというと、例えばこんな具合にです。
- 子供が中学校に入学するまでの10年間、将来の学費に備えて運用をする
- 特に目的は決めていないけど退職までの30年間、将来老後生活に備えて運用をする
運用をする年数と目的が入っていればそれで良いと思います。
資産運用を目的と目標が決まったら、
次は「③そして、年間何%で運用をするか(いくらに増やしたいか)」を決めるのでしたね。
注意点として「年間何%で運用する」という部分から決めないようにしてください。
そんな方はいらっしゃらないと思いますが、例えば年間50%で運用すると決めてしまう人もいるかもしれないからです。
「じゃあどうやって決めれば良いんだよ!」っていう方もいると思いますので、
楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」をご紹介します。
様々な局面からシミュレーションをすることができます。例えば、
- ○○万円を貯めるためには、年間何%のリターンが必要か?
などといった、複数のシミニュレーションを計算することが可能になります。
なお、画面には3つの項目を入力してあとは計算してくれます。
かめさんが実際にやっていることを入力してみます。
かめさんは毎月55000円をこの投資活動に回しているのですが、3000万円を貯めるのに必要なリターンは年間2.3%と出てきました。
つまり、年間2.3%のリターンが期待できる商品に投資をすれば良いのだということがわかります。
一般的に運用する期間が長ければ長いほど、リスク(将来発生しうる不確実性=値動き)が高い商品に投資することが可能となります。
逆に運用する期間が短ければ短いほど、安定的な商品に投資をしたほうが望ましいとも言えます。
20代のみなさんは60代まであと30年以上ありますから、
失敗を取り返すことができますが50代の方ですと後戻りができないということになるわけです。
次回は本日この記事で取り上げた、毎月いくらかの資産を自動的に積み立てて投資をする「積み立て投資」について詳しく解説をしていきます。