どの運用方法が適しているのか?①
こんばんは。
日曜日の夜にこのブログを書くのも久しくなりましたが、
本日のテーマは「どの運用方法が適しているのか?」ということについて語りたいと思います。
皆さんそれぞれ「運用期間」も違いますし、「何%のリターンを目指すのか」ということも違います。
何に投資をするかというのは、数えたらキリがありません。
- 個別企業に投資をする「株式投資」
- 個別企業がいくつかまとまったパッケージ商品に投資をする「株式投信投資」
- 企業や自治体国が発行する、安全性の高い資産に投資をする「債券投資」
- 債券がいくつかまとまったパッケージ商品に投資をする「債券投信投資」
- 株式や債券といった、伝統的な資産以外に投資をする「オルタナティブ投資」
などがあります。
かめさんが専門としているのは上4つですが、オルタナティブ投資についても証券会社勤務時代に触れていたので今回記事で触れて解説していきたいと思います。
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①個別企業に投資をする「株式投資」
皆さんこ存じの通り、一般的に「株式投資」=「個別企業に投資」をするということになります。
例えば「ユニクロに投資をしたい!」となると「ファーストリテイリングの株式を買う」、「NTTドコモに投資をしたい!」となると「NTTドコモの株式を買う」という行動に出ます。
つまり個別企業単体に投資をすることになります。
そしてその会社が利益を出して株主に対して配当を出すということになれば配当を受け取ることができ、会社の価値が上がれば株価の上昇につながり、売却した際には利益を手にすることができます。
個別企業に投資をする醍醐味は
「配当をもらえる(株主優待も含みます)」
「値上がり益を手にすることができる」
この2点に集約されます。
実際に値上がりした例として「ジンズ(3046)」を取り上げましょう。
ご存知「JINS!PC」などのユニークな商品を開発する、「メガネ屋」さんです。
10年前は現在の株価でいうと100円ほどの会社でしたが、
現在は5680円と、なんと「57倍」にまで株価が上昇しました。
2008年当時にジンズの株式を購入した投資家は、
ここまで上昇するとは思っていなかったでしょうね。
皆さんご存知の「ライザップ」「ドンキホーテ」「ニトリ」といった企業も似たような軌跡を歩んできており、事例も多々あります。
どうやってこういった企業を探してくるのか?というところが株式投資のミソであり、
醍醐味でもあります。
反対に値下がりしてしまった例もあります。以下のチャートをご覧ください。
これもみなさんご存知の企業、「シャープ(6753)」です。
2008年当時はシャープが販売しているテレビ、「AQUOS」がテレビの買い替え需要もあり、非常によく売れていました。
その頃は今より業績は悪くなかったのですが、テレビに固執してしまい業績が急激に悪化しました。
足元では業績は回復傾向にはありますが、10年前は現在の株価で20000円をつけていた株価も今は3700円台、と6分の1になってしまいました。。。
他にも「東芝」・「三井住友銀行」・「三菱自動車」と多々事例があります。
このように値下がりリスクも考慮して、投資を検討していかなくてはなりません。
どういった運用期間・何%のリターンを目指す方に向いているのか?
宝探しな部分がある一方で値下がりする可能性も高いのが株式投資ですが、
どういった運用期間と何%のリターンを目指す方に向いているか、
この点については以下にまとめておきました。
- 比較的自分は若い年齢で、運用期間は決まっていないし、納得のいく水準で売る予定である→じっくり調べて良い企業を見つけよう
- 運用期間は決まっていないが、10%〜20%ぐらい値上がりをしたら売りたい→日々出来高がそこそこある企業を見つけよう
時間があればあるほど有利に働くのが「株式投資」です。
なぜかというと、
「企業は年単位で利益を積み重ねていくので、利益を積み重ねた分だけ配当も増え、企業価値も上昇する」と考えられているためです。
銘柄の分だけチャンスはありますので、みんなに注目される前にその企業の株式を買ってしまえばよい、というのが本音です。
ただそうはいっても、最低限の勉強無くしては株式市場で勝ち抜くことはできません。
比較的時間に余裕があり、余裕資金が少しでもある方は株式投資を是非とも若いうちに経験してもらいたいと思います。
そんなことを言っている私は2016年から個別企業への株式投資をはじめました。
もともと証券会社に勤務していたこともあり、知識だけはありましたがお金はなかったので・・・・・。
けれども、このブログを読んで一人でも株式投資を始めてくれる方がいらっしゃれば、私はとても嬉しいと思います。