Turtle's Investing Blog

元証券マンアラサー「かめさん」が、同世代の若者に知っていただきたい「投資」にまつわる記事を紹介します。

有価証券投資をする上で心得たいこと

こんばんは。本日は出張のため、外出先からブログを執筆しているかめさんです。

本日のテーマは「有価証券投資をする上で心得たいこと」についてご紹介していきます。

①有価証券投資を行う金額を決めよう。その目安は?

まずは有価証券投資を行う金額を決めることから始めなければなりません。

では、どのくらいの金額を投資に回したら良いのか?

年齢が若い方は全財産の90%を上限に考えると良いと思います。

ちなみに私は普通預金には20万円ほどしか入っておらず、他の200万円ちょっとは全て有価証券投資です。

なぜかというと「年齢が若ければ若いほど、リスクを取ることができるということ」です。

例えば20歳の時に毎月1万円ずつとある資産を70歳まで購入し続けると、

(毎月)1万円×(1年)12ヶ月×50年=600万円

となります。

これが35歳の時に毎月1万円ずつとある資産を70歳まで購入し続けるとどうなるのかというと、

(毎月)1万円×(1年)12ヶ月×35年=420万円

となります。

したがって、若ければ若いほうが投資している金額・期間も多いことから、よりリスクの高い資産(値幅がある)に投資をすることができます。

投資活動には「期間」と「時間分散」という考え方が非常に重要となりますので、覚えておきましょう。

なお、金額は20代であれば月収から必要経費を引いた金額の8割を投資活動に回すと良いと思います。

必ず何回かに分けて買いましょう。

一度に買ってしまうと、その時が過去から見ても高い水準で高値づかみをしてしまう可能性があります。そのようなことを防ぐために、何回に分けて等しく買いましょう。

売りについても同様です。一度に売るのではなく、何回に分けて売りましょう。

そうすることで「ああ、ここで売ればよかったなぁ」と後悔することも少なくなるはずです。

②何をいつ買うのか?

これが一番難しいです。

株式なのか債券なのか・・・。これまで記事でご紹介しました傾向で言えば、長期投資を考えるのであれば「株式」をオススメします。

なぜなら、株式というのは会社が利益を出し続けて行く限りは成長するからです。

債券は決まった利息しか受け取ることができませんが、株式はそうではありません。

値下がりする局面もある反面、値上がり局面もあります。

そう考えてみると、余裕資金で時間をかけて積み立てて行くのであれば「株式」という結論が出てくるのではないでしょうか?

なお、なんの株式がよいのか??ということですが、簡単に特徴をかいておきます。

  • 個別企業の株式:当たればでかいが、1企業に投資をしているためリスクが分散できない
  • 日本や米国などの先進国株式のETF・投資信託:値動きも新興国株式に比べて緩やかかつ複数企業に投資をしているためリスクが分散できるが、新興国株式と比べると値幅は安定している
  • 新興国株式のETF・投資信託:複数企業に投資をしているためリスクが分散できるが、値動きも荒い上に国家の信用リスクを考える必要がある

それぞれ一長一短ありますが、オススメはこれら3つ組み合わせると面白い感じになります。なかなか資金の関係上難しいのですが・・・。

といった感じでやってみてください。次回は以前ご紹介した1日500円投資の方法について具体的にご紹介します。