かめさん式投資についての考え方。 〜投資対象資産の特徴について③〜
さて、本日は外貨建て債券についてのお話に入ります。
外貨建て債券とは、債券が「円以外」の通貨であるものを指します。
例えば、アメリカドルであれば米ドル建、オーストラリアドルであれば豪ドル建と呼ばれます。
債券の利息については、すべて外貨にて支払われます。
将来債券の対象となっている通貨が円安(=値上がりする)になるだろうと考えている方にとっては、非常に有効な商品と言えます。
リスクとしては、①円建て債券と同様で発行している国家や企業が破産してしまった場合は元本を毀損する可能性があります。
そのほかにも②為替リスクを考慮する必要があります。
下記の図を見ていただくと、為替は常日頃動いています。
円高時(数字が小さい=下の方)で購入していて、円安時(数字が大きい=上の方)で売却すると儲かると言うことです。
これは円建て債券にはない特徴です。
あと、基本的には債券は満期保有で投資をするのが原則だと思っております。
なぜ満期保有なのか?ということにつきましては、ここで説明するとややこしくなるのでまた次回改めてお話しします。
③商品
商品市場(株や債券以外の指数)に投資をすることができます。
例えば、金や銀などの貴金属、そして原油などにも投資をすることができます。
これらの商品には「ETF」という商品を通じて投資をします。
株式と同じように上場をしており、値段もついているので非常にわかりやすいのがポイントです。
ただし、これらの商品も値動きがありますので、値下がりリスクやものによっては為替リスクを追うものもありますので、きちんと商品は見ていく必要があります。