かめさん式投資についての考え方。 〜投資対象資産の特徴について①〜
みなさんおはようございます!
あれ?って思った方も多いと思います。
実は帰宅した途端、すぐにベッドに直行してしまい、今起きました(汗)
というわけで、今更寝ることができないのでブログを書いている、という状況にあります。(笑)
本日は投資対象資産のおおまかな特徴について、ご紹介していきたいと思います。
①商品としての分類と、②投資地域による分類があります。
①商品による分類
・株式
・債券
・商品
②投資地域による分類
・国内(日本国内)
・海外(先進国と新興国に分けることができます)
・その他
今日はこのうち、①商品による分類について、お話をしていこうと思います。
【商品による分類】
①株式
株式とは、株式会社に出資をするために発行をするもののことを指します。
「株式会社」と名前がつく会社のみ発行を許されており、
これを元手に事業を行っています。
その会社が発行している別名「株」とも呼ばれていますね。
なお、この株式を保有している方を「株主」と読んでいます。
株主には「企業の経営に参加する権利」「配当を受け取る権利」「会社を解散した際に、分配され残った財産を受け取る権利」の3つがあります。
このうち前半の2つは重要なので、覚えておきましょう。
「企業の経営に参加する権利」とは、株主総会に参加して意見を述べることができる、これを「議決権」とよんでいます。
「配当を受け取る権利」とは、利益が出た際に配当という形で現物分配(株主優待)もしくは金銭分配(配当金)を受け取ることができるという意味です。
企業側のメリットとしては「返済期限がなく、利子が発生しない」ので、
資金調達の手段としては金融機関からお金を借りて調達するよりも低いコストで調達することが可能となります。
株主側のメリットとしては「企業の経営に参加する権利」「配当を受け取る権利」だけでなく、
将来企業の価値が上昇した際に、株式の価値が上昇し、これを売却することで利益を手にすることができます。
株式投資、というとこの面がクローズアップされます。
つまり、株主側(投資する側)にとっての利益の源泉となるのは、
・配当による利益配分
・株式の価値が上昇し売却することで得られる利益
ということになります。
株主側(投資する側)として心づもりをしていただきたいのは、
元本が保証されておらず、将来株式の価値が値下がりする可能性がある
ということです。
つまり、株式の価値が値下がりする可能性(リスク)を抱えながらも、
その会社の価値(=株式の価値)が値上がりする可能性(リスク)を期待して、
株式を保有するということになります。
じゃあ、1株でも株主になれるのか?というと、そうではありません。
一般的に「株価」と呼ばれるのは、1株あたりの値段のことを指します。
株式には購入できる最小単位というものがあります。
その単位が「単元株数」と呼ばれるものです。
株価×単元株数=最低購入金額
という式にして表すことができます。
ここで例をとってご説明しましょう。
例:トヨタ自動車
仮に株価が6800円だったとします。
トヨタ自動車の単元株数は100株です。
したがって、式に表すとこのようになります。
株価「6800円」×単元株数「100株」=最低購入金額は680000円
と、トヨタ自動車の株式を購入するために必要な資金は約68万円と出てきました。
トヨタ自動車の場合は最低でも100株購入することで、「企業の経営に参加する権利」「配当を受け取る権利」「株式価値が上昇した際に売却して利益を受け取る権利」を手にすることが可能になると言うわけです。
本当は債券についても書きたかったのですが、ここに書いてしまうと話がややこしくなってしまうのと意外と長くなってしまったので、また明日書きます。