Turtle's Investing Blog

元証券マンアラサー「かめさん」が、同世代の若者に知っていただきたい「投資」にまつわる記事を紹介します。

かめさん式投資についての考え方。 〜最もパフォーマンスのよい資産運用の仕方とは?①〜

今日は休日なので、家の中でかめのごとくのんびりしています、かめさんです(笑)

本日の記事のテーマは「最もパフォーマンスのよい資産運用の仕方とは」何か。

かめさんなりの4年間の証券人生、そして証券人生を卒業した現在までの2年間考えてきましたので、少し紹介をしていきたいと思います。

①プロに資産を預けて、商品を購入することで運用してもらう。

ここでいうプロとは、「金融機関」のことを指します。

いわゆる銀行や証券会社、プライベートバンキング(富裕層のための金融機関)にお金を預けて、金融機関から商品の提案をいただき、決めるという方法です。

【メリット】

資産運用や相場環境、商品のことがわからなくても運用することで資産が増える可能性がある。

アドバイスを受けながら、進めることができる。

【デメリット】

・一定の手数料を支払う必要がある。(購入時や管理コストなど)

・金融機関も営利企業であり、さらには商品を提案するのは人間なので、「手数料稼ぎ」「その人任せ」に陥りがちである。

・少額でもできるが、少額投資にとっては適切なアドバイスではない可能性がある(営業マンもそんなに暇ではないんです・・・。わたしが証券マンなら、同じ時間で稼ぐことのできる手数料が少ない人と、多い人だったら多い人に時間を割きます。)

 

デメリット部分についてもう少し説明しますと、金融機関のいいなりになって即決商品を買う人のことを俗称で「イージー客」って呼んでました。笑

ここでいう「イージー」とは、「簡単に手数料を稼ぐことができる」という意味合いです。

イージー客と呼ばれる方は概して「よくわからないから任せている」か、「性格が元から良い」かのどちらかです。

 

同じイージー客でも、多額の資産を持っている方であれば、その方に提案して購入してもらうことで得られる手数料の額は必然的に多くなります。

 

それに対して、「イージー客」ではない人、つまり「即決せず、提案→購入までに時間がかかる人」のことです。

こういう人であっても、金融機関が粘り強く提案する背景には理由が2つあります。

・購入した場合に多額の手数料が見込まれる場合

・自社では少額しか預けてなくても、他社では大手顧客である場合

・属性が高い人である場合(=多額の資産を持っているであろう、例えば地主、自営業の社長、上場会社の役員、医者、士業など)

これらの方はよく、金融機関から提案を受ける機会が多いと思ってもらって良いと思います。

 

裏返せば、「多額の手数料が見込まれなければ、金融機関はそんなに熱心に提案しない」ということです。

つまり、「来るもの拒まず、去るもの追わず」のスタンスだと思います。

目安としては500万円以上の商品を購入しようとすると、専属の担当者がついて継続的な提案が始まると考えた方が良いです。

 

以上のことを考えると、私たちのような20代の若者が「投資をはじめたいです。オススメの商品を10万円買いたいです。」といっても、金融機関はほとんど相手にしてくれないということになります。

なぜなら、営業マンにとってほとんど手数料が入らないから。(笑)

いや、「違う違う!そんなはずはない!」って言う人も多いと思いますが、

実際に働いていたかめさんだったらこう考えているっていう金融機関の裏側の紹介しました。

 

②自分自身で資産運用や相場環境について勉強し、自分自身で投資を行う。

【メリット】

・自分自身で商品や投資手法を選ぶことができるので、商品の幅が広がる。

コスト意識が強くなる。

【デメリット】

何事も自分自身で解決していかなければならない。

・幅広い知識を習得するには数年単位の時間が必要。時間がかかる。

 

わたしはこちらの②を使っています。

資産運用についての知識、相場環境、投資手法、投資にまつわる知識については一通り理解しているからです。

けれども、そこまで行き着くのに4年ほどかかっています。

本もたくさん読みました。笑

おそらく200冊は超えていると思います。。。笑

要は時間がかかりますし、これはセミナーとかじゃ学べないんですよね。

そんなのだったら、誰でもできますし。笑

 

その反面、自分自身で運用をしていますのでプロに任せなくとも自分の裁量で運用することができます。

証券会社は手数料の安いネット証券を使っています。その代わり、自分自身でやらないといけませんが。

ただし、自分自身で何事も解決しなければいけないのでそれが面倒なのかもしれません。

 

次回のブログの記事はこの続きです。