新規公開株(IPO)を割り当ててもらえるコツは?②
では早速書いていきたいと思います。
新規公開株を割り当ててもらえないお客さんの特徴は以下の通りになります。
理由についても記述していきますね。
①日頃から担当者に「新規公開株をくれ!」と言っている顧客
担当者目線からするとこういった言動を受けると、「このお客さんを儲からせてあげよう」とは一切思いません。むしろ、この人乞食なんじゃないか?と思います(笑)
逆にこちらからすると、都合よくこれらの人は使えるので重宝します。
絶対に新規公開株は渡しませんが・・・。笑
何回かやっていたのが、値上がりする可能性の低い株(=募集時の株価が割高であり株式数が多い銘柄など。)を押し付けたりしていました。笑
何も知らない人であればそれで済むわけですが、いわゆるIPO乞食は知恵がついてくるので「検討します」などと歯切れが悪くなってくるわけです。笑
②属性の低い顧客
属性とは「顧客のバックグラウンド」のことをさします。
例えば、職業であれば「医師・士業(弁護士、会計士など)・上場会社役員」などといった、職業柄富裕層になりうる可能性が高い方が属性が高いと言えます。
他にも、地主・企業オーナーなどといった方も属性が高いと言えます。
つまり、これらに該当しない顧客は属性が低い顧客、ということになります。
富裕層になりうる可能性が低い方は、その後の大きな金額での取引の可能性も少ないでしょうから、わざわざ新規公開株を渡す必要もないだろう、という考え方です。
いわゆる証券会社も「取引の拡大」を狙って、その大事な新規公開株を配分するわけですから、その可能性がない人には渡さないと考えるのが普通です。
③今後の取引拡大が見込めない・主要ではない顧客
難しい判断ですが、前段の理由で書いた通り繰り返しになりますが、
クレーマーでも、今後の取引拡大が見込める顧客であれば新規公開株を渡す可能性があるということです。
個人的な話になりますが、当時担当者がいなかった顧客(企業オーナー)を担当することとなったわけですが、クレーマーでした。
もちろんその方がいう理由も理解できるのですが、最初は会ってすらくれませんでした。
その後関係改善を図っていく中で、「新規公開株」を渡していく中でその社長とは仲が良くなり、最終的に私が転勤になる際には一緒に飲みにいったりとすごい仲が良くなりました。
もちろん、利益も出ましたが損失も出してしまいましたが、やはり縁というのは大事です。
逆に言えば、これらに該当することがなければ、新規公開株は手に入らない可能性が高いということです。
ここまで読んで見て、わたしには縁のない世界だなと思われた方も多いと思います。
けれども、あるのです。その方法が!
意外と長くなってしまったので、翌日その方法を書きます。笑