メディアと相場の関係。
こんばんは。かめさんです。
今日は勉強をしておりますので、ずっと缶詰です><
さて、今日は「メディアと相場の関係」について少し触れたいと思います。
よく「メディアが騒ぎ出すと、相場は天井をつけるor底を打つ」といわれるですが果たして本当でしょうか?
この答えとして、私は「おそらくその通りである」と回答したいと思います。
その理由について説明したいと思います。
メディアが記事・書籍を出すor報道する際のタイムラグがある
どういうことかというと、メディアが記事や書籍を出す際は速報性に欠けるという意味です。
以前こんなことがありました。
大手証券会社である「SMBC日興証券」、イチローや天海祐希のCMで有名な証券会社です。かめさんのライバル会社でした(笑)
それはさておき、「日経平均は3万円を超える!」というチャレンジングな書籍を読みました。
おいおい、こんなこと書いていいのかよ?と思いながら、当時読んでいたことを思い出します。
この本が出版された際の日経平均株価はどのような動きだったのか、みてみましょう。
なんとこの本が出版された2015年6月10日付近は、日経平均株価が2万円を超えたぐらいなのです。
なお、書籍の記事を書いてから出版するまでに2ヶ月ほどタイムラグがあると仮定すると、この書籍は2015年4月ごろに記事を執筆しているのではないか?と推察することができます。
この図によれば、2015年4月ごろは「日経平均株価が15年ぶりに2万円を回復」と書かれていますね。
つまりこの時点で2ヶ月間タイムラグが存在しています。
したがって、速報性に欠ける情報であることはいうまでもありません。
その後どうなったかというと、この画像の通り2万円超えたぐらいが高値になり、日経平均株価は下落していきました。
みなさんも覚えておいた方が良いのは、「本屋にこのように株がこれからも上昇する!」だとか「日経平均予想で強気が出た」場合、株価は天井をつけることが可能性として高いということです。
ちなみに逆の事例もありますので見ておきましょう。
2011年1月に「1ドル50円」と予想している、今から考えるととんでもないことを書いていた人もいたわけです。
では2011年1月でどのようなドル/円チャートだったのか。
この1年だけで見ると、どうやら正解だったようですが2017年の現在はどうなったか?
みなさんご存知ですよね。
2011年3月にドル/円最安値の75円をつけた後は2012年のアベノミクス相場により、円安が進行しました。
あくまでもその通りになるわけではありませんが、みんなが騒いでいるときは違うことをしてみるとよいのかもしれません。(笑)