日経平均株価15連騰!!新記録達成!
こんばんは。先ほど出張先から帰宅しました、かめさんです。
今朝の台風、すごかったですね・・・。
電車は止まらなかったので、無事に出張先へと訪問できましたが、
交通機関もそれなりに影響が出たみたいですね。
さて、そんな中、日経平均株価が本日大幅高で15連騰更新であります。
1ヶ月は20営業日(営業日:土日祝日を除く平日のこと。株式市場が営業している日という意味。)しかないので、そのうち15営業日上昇ってすごい記録です。
本日の株価上昇には様々な意味が込められています。
①アベノミクスの信任。
昨日の衆議院選挙では自民党・公明党の連立政権が465議席のうち313議席を獲得し、いわゆる3分の2を獲得しました。
といっても、ギリギリですが・・・なんと67.3%(笑)
これが仮に300議席しか獲得できないということになっていたら、おそらく株価は下落していたでしょう。
この3分の2は過半数という意味があり、衆議院で法案等が通りやすくなります。
衆議院と参議院で採決の結果が異なる場合は、衆議院が優先されるのでしたね。
つまり、現在の金融政策が維持される見込みが高いという風に判断されたということです。
②政権が安定すると・・・?
政権が安定すると、以下の良いことがあります。
- 海外からの信用(主に海外投資家)からの信頼を得やすくなる
- 政策に一貫性を持たせることができる
- 長期に渡る政策を実行することができる
というメリットがあります。このうち、「海外からの信用(主に海外投資家)からの信頼を得やすくなる」という点については、小泉政権が終了後、1年ごとに首相が変わっていると批判されましたが、2012年以降安倍さんで一定していますね。
これは大きな成果と言えるでしょう。
政策の一貫性という点ですが、今後どのような政策を打ち出してくるか、非常に興味深いところです。
選挙のたびにいろんな政策が出ては、消えていきました。
今度こそ実行されると良いですね。
③で、肝心の株価が上がった要因は??
肝心の株価が上がった要因ですが、「長期政権の安定=日本の政治リスクが当面起こりづらい環境=投資環境としては不透明感がなくなること」と「いまだにデフレ状態から脱却したとはいいがたく、アベノミクスの政策の1つである現在の金融政策が踏襲される可能性が高い」というところにあると思います。
つまり、日本銀行が日本株を買い続ける&低金利政策はしばらく続く、ということになります。
アベノミクスが正解だったかどうかは後の時代になって初めてわかるものです。
世界で金融危機が起こらないと良いですが・・・あと地政学リスクの勃発など。
市場が楽観ムードのうちが、もっとも気をつけたほうがよいと思います。
何かの備えはしておくべきだと思います。
そういっているわたしは何も備えてないので、どうするか悩んでいますが・・・