証券会社の裏側について②
おはようございます!今日からまた出張のため、自宅には戻らず宿泊です・・・
最近土日前の出張が多いこと・・・(笑)
さて、今日は証券会社の裏側その2についてみなさんにお伝えしたいと思います。
③1日の流れを教えてください!
以下がとある1日のスケジュールになります。
- 6:00起床(モーニングサテライトを観たり日経新聞を読む、朝ごはんを食べる、出社前の支度をする)
- 7:00過ぎ 自宅出発
- 7:20〜8:00 職場に到着し、営業計画の再確認(どうやって収益をあげるか、という系毛核についてマーケット状況に応じて商品を変える必要があるため)、ブルームバーグやQUICKで相場状況の確認
- 8:00過ぎ 会議(朝会と呼ばれる)。できてない人は上司から「今日はいくらやるんだよ!」「じゃあどうやってやるんだよ!」と罵声の嵐が飛ぶ。
- 9:00前 自分の席に戻り、株式市場が開くのを待つ
- 9:00〜10:00過ぎ 信用取引客や株客と電話し、株の売買をすることで手数料を稼ぐ。さらには公募増資などで需要調査をしなければならないこともあるので、この時間に全て行う。
- 10:00過ぎ 顧客訪問準備。(重要なのは、株式の提案をするために訪問するのではない。手数料が高い投資信託を勧誘したり、オプションの仕組みを取り入れた商品を提案するのである。)
- ここまでで手数料が計画通りにあげることができたり、上司がいなければまったりした昼休み。いたらお昼すら買いに行けない地獄の昼休みになる・・・
- お昼過ぎから夕方ごろまで顧客訪問。できていたら貯金ができるが、できないと・・・
- 帰社後に上司がいたら今日の数字を聞かれるので報告する。できていなかった場合は罵声の嵐になる。虚偽申告をしても良いが、その虚偽申告をした分はすでにできているとみなされるため、見えないところで別途やらないと行けない。
- 20:00過ぎ 業務終了
- 20:30 帰宅
こんなかんじで1日を過ごしてました。ごくごく一般的な1日です。
これみていただければわかりますが、証券会社は「営業会社」ですので手数料を稼がなければいけないということがよくわかると思います。
つまり「オススメしている=買ってください」つまり「営業を受けている」ということになります。
決して「アドバイス」というようには捉えないほうが良いと思います。
彼らは「商品の取り扱いのプロ」であって「相場のプロ」ではありません。
というのも、自分より年下の人間がセールスしていることがあります。
そういった人間が「相場のプロ」とは非常に言い難いです。
証券会社に5年ほど勤めてみて、よかったことは「お金に関する知識」が身についたということでしょうか。
それをもとに現在は自分自身で運用をするようになりましたから(笑)
みなさんにもお金の勉強はオススメしたいと思います。
人生が変わりますよ!