政策に売りなしは本当か?
こんばんは。かめさんです。
日経平均株価が今日は400円も上昇しました。
実はこの日経平均株価を押し上げたのは、とある3銘柄です。
その3銘柄とは「ソニー」「東京エレクトロン」「日東電工」です。
この3銘柄もいろいろありましたからね。
「ソニー」は毎度毎度の決算での下方修正、
「東京エレクトロン」はアプライドマテリアルズとの経営統合が破談になったり、
「日東電工」も業績を大幅下方修正、
と、かめさんが証券マンだった頃に思い当たる節がある懐かしい銘柄です。
そんな話はいいとして、「政策に売りなし」という言葉は本当なのか?を本日は検証したいと思います。
もともとこの言葉は「国の政策に関連した業種や銘柄は値上がりしやすい」という意味でしたが、私は「政治の安定度は株式市場を表す」という意味で考えていきたいと思います。
過去TOPIXの上昇率で調べて見ました。日経平均株価ではなくTOPIXを採用した理由として、銘柄の数が多いのと値嵩株の影響を排除するためです。
1 中曽根康弘 221.1% 5年間(1982年11月~87年11月)
2 佐藤栄作 219.7% 7年8カ月間(1964年11月~72年7月)
3 岸信介 88.0% 3年5カ月間(1957年2月~60年7月)
みてみると、やはり長期政権であることは関係ありそうですね。
安倍政権ももう丸5年を超えて、6年目を迎えました。
図にしてみるとこのような形になりますが、ローソク足の色が青いのが「株価が就任前よりも上昇している」、反対にローソク足の色が白いのが「株価が就任前よりも下落している」ということを意味しています。
見てみると、中曽根総理の時代と同じように安倍総理(2期)は上昇していますね。
これだけ歴史的なことです。
背景としては企業業績の改善ということが大きな要因でしょう。
私が生まれた年がまだ竹下総理(DAIGOのおじいさんですね)だったので、ようやくその水準に少し追いついた、という感じです。
これだけ見ていても、長期政権と株価には若干の相関性が見られるのではないかと思います。
それだけリーダーシップをもっている総理大臣ということでしょう。
ところで、私は本日75%ほど儲かっていた株式を売却して、一度キャッシュポジションにしました。
地合いが良いので保有株を買い増しするか、それともどうするか考えています。
みなさんも利益が出ている株は少しでも売却をして、キャッシュポジションを増やしておくのもいいかもしれません。